- 第1話 現在と起業までの歩み
- 第2話 デザイナーの右腕としての感性と感覚 ←今ここ!
- 第3話 インセンティブ制度と働く環境
- 第4話 個々の才能を考慮した評価とそのための環境づくり
- 第5話 3年で年収1,000万円!? この業界は稼げる!!
あいこ
会社名は立ち上げるタイミングで考えたんですか?『ブロックパーティー』ってすごくポップでいい名前ですね。
社名はめちゃめちゃ考えて一番悩みましたね。『いろいろな技術を持ってる仲間を集めて楽しいことやりたいな』みたいな意味合いと、元々僕ら幼い時からレゴブロックが大好きだったので『ブロック』はつけたいなっていうところから入って。
山田さん
手遊びじゃないですけど、遊びの延長が仕事になれば…と。だからこそ組織も仲間みたいな感じで。人数が増えればどうしても上下関係しっかりしなきゃいけなくなってくるとは思うんですけど、それでもみんなで楽しめる会社をつくりたいなって。
野口さん
あいこ
2人からはじまって、今は30名くらいいらっしゃるんですもんね。
設立して何年後くらいに「人を入れようかな~」ってなったんですか?
設立して何年後くらいに「人を入れようかな~」ってなったんですか?
わりとすぐですね。たまたま同じくらいのタイミングで仕事を辞めた先輩がいて、1年後くらいに合流しました。そのあと地元の友達が2人入って(笑)
野口さん
あいこ
へぇー!お友達はたまたま仕事が同じだったんですか?
いえ、全然違う仕事だったんですよ。美容師など、まったく関係ないところから来た人たちに一から技術を覚えてもらいました。
山田さん
あいこ
ほぇ~!御社の求人に『業種関係なく入っています』って紹介されていたのはそういう経緯があるからなんですね。やっぱり経験者を欲しがる会社さんが多いんじゃないかと思うんですけど…。
その美容師の友達が一番最初に入ってくれたのがきっかけだと思うんですけど、感覚が凄くいいんですよね。美容師もお客さんのやりたいことを形にするのが仕事なので芯は一緒。技術はないけれどそこは学べるじゃないですか。
野口さん
あいこ
技術は教えること出来ますもんね。それよりもお客さんの気持ちを汲み取れるかが大事になってくるんですね。
デザイナーに言われたことだけを絵にするのだったら誰でもできるので。例えばショッピングセンターの環境を担当しているデザイナーさんに、テナントは「お任せで」と依頼されたら『このデザインの環境ならこのテナントがいいよね』と絵をつくる。かゆいところに手が届くじゃないですけど。
山田さん
自分たちはデザイナーの片腕っていう感覚で仕事をやらせてもらっているので、どんな無茶ぶりでもなるべく柔軟に対応してます。図面なしでイメージ写真だけとかも結構多いです。
野口さん
なので、スタッフにはただ作業するだけにはならないでほしいですね。
山田さん
そう、デザイナーの感覚が分かる人であってほしいですね。
実際に話題のホテルを見て回ったり、感覚や感性を伸ばすようにしてほしいですね。結構CG好きな人って技術に突っ走って行きがちなんですけど、CGだけに特化していくとどこかでデザイナーとズレがでてきちゃうかなって。
実際に話題のホテルを見て回ったり、感覚や感性を伸ばすようにしてほしいですね。結構CG好きな人って技術に突っ走って行きがちなんですけど、CGだけに特化していくとどこかでデザイナーとズレがでてきちゃうかなって。
野口さん
あいこ
なるほどー。やっぱり最先端のデザイン見たりとかされているんですね!
それは常にインプットはするようにしてますね。
山田さん
あいこ
実際に関わった案件が完成したところを見に行ったりもされますか?
はい、行きますね。あと、「〇〇ホテルのラウンジ」など建物のイメージ写真をもらったりするときは、写真だけ見るのではなく、実際見に行き空気感をわかったうえでデザイナーさんと話すようにしています。イメージ共有がスムースなので、コミュニケーションが取りやすくなりますね。
山田さん
なので、なるべくそのストックを社員旅行や研修やらでつけさせるようにしてます。
野口さん
あいこ
社員旅行に研修~!!今までどんな場所に行かれたんです?
今年はコロナで行けてないんですけど、今まで年1回で行ってました。NY・オーストラリア…ハワイとか遊びもあるんですけど(笑) この前は縦割りでチームに分かれてひたすらNYのホテル廻ったり。結構楽しいんですよね。
山田さん
あいこ
ふぇ~!いいなぁ!
ビジュアルをつくっているのでもちろん感性は必要だと思いますが、そこの感性を育てるためにCG制作会社でそれをやっているっていうのが凄いですよね!会社がすごくお金を払ってそれを社員に還元してあげようっていうのが、この業界だけじゃなく最近は少ないんじゃないかなー?
ビジュアルをつくっているのでもちろん感性は必要だと思いますが、そこの感性を育てるためにCG制作会社でそれをやっているっていうのが凄いですよね!会社がすごくお金を払ってそれを社員に還元してあげようっていうのが、この業界だけじゃなく最近は少ないんじゃないかなー?
還元するとか偉そうな感じではなく、単純に僕らが楽しいからやっているというのもあるんですよ。
山田さん
うん、みんなで行きたいし。
野口さん
あいこ
いいなー!
方向性をしっかり会社が示してくれると、普段何気なくお茶を飲むときも、おしゃれでかっこいいとこ行ってみようかなってなりますよね。
方向性をしっかり会社が示してくれると、普段何気なくお茶を飲むときも、おしゃれでかっこいいとこ行ってみようかなってなりますよね。
そうですね。意識は変わってくるとは思います。常にプロの目になってもらいたい。
飲食店に入るときも、ただ入るのではなく、テーブルのディティールだったり収まりだったりとか、そういうのに気づくようになって欲しい。そのきっかけづくりくらいは僕らができるかなと。そういうのは美容師でも他業種でも感覚さえつかめればいいと思う。
飲食店に入るときも、ただ入るのではなく、テーブルのディティールだったり収まりだったりとか、そういうのに気づくようになって欲しい。そのきっかけづくりくらいは僕らができるかなと。そういうのは美容師でも他業種でも感覚さえつかめればいいと思う。
野口さん
あとは仲間内でやっているので、一緒に働いていて面白いか面白くないかって方が大事かな。
山田さん
あいこ
感性の伝え方というか教え方は難しいんじゃないかなって思うんですけど、社員旅行や研修以外で、そのあたりはどうやって共有していますか?
ちゃんと組織になっちゃうとマニュアル化して伝えていくとかになると思うんですけど、そもそも僕たちのスタートは「これ格好良いよね!」と共有し合うことから始まったので、人数が増えても同じように共有してそれが社内中に伝わっていく感じです。
野口さん
「これが今流行ってるよね」みたいなことも話しますね。
山田さん
あいこ
なるほどー。日ごろのコミュニケーションから、みんなの共通認識が形成されていくんですね。どんな時にしゃべるんですか?みなさんここでランチ買って食べているんですか?
そうです。うち社食あるんですよ。
野口さん
昼・夜2回、ここで集まって食べてる。
山田さん
あいこ
はぇ~!だから仕事の話だけじゃなくて、好きなものとか興味ある話とかできて距離が近くなるんですかね。
普通の会社より近い方だと思います。
野口さん
あいこ
そして社食があるっていいなー。社食はいくらですか?
社食は500円です。
山田さん
あいこ
ひょえ~!助かる~
あいこ
30名中制作されているのは何名なんですか?
経理が1人だけいて、あとはみんなパース描いてますね。
山田さん
あいこ
ほぇ~。じゃあ完全にクリエイター集団ですね!
平均で何歳くらいなんですか?
平均で何歳くらいなんですか?
平均で?ちょっともう老けただろうな(笑) 30歳ちょいくらいですね。みんな等しく歳を重ねてますね(笑)
野口さん
やっぱ仕事だって素敵なものを見てときめきたい☆
技術だけでなく感性も育てやすい環境が整えられていていいな~。
会社の方向性をわかりやすく示してくれることで、働きやすく結束も強くなりそう!
そして社食ぅー!忙しいと買いに行くのも大変だし、コンビニも飽きるし、外で食べるとお金もかかるし…。仕事もバリバリ頑張って栄養もちゃんと取れるのうれし~☆インスタかわいい~!
- 第1話 現在と起業までの歩み
- 第2話 デザイナーの右腕としての感性と感覚 ←今ここ!
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