第5話 囚われていないCG制作会社 -【業界インタビュー Vol.5】RIGNA株式会社

こんにちは。あいこです!
『RIGNA CG LABO』の伊勢田さんに、インタビューを実施中!

いよいよインタビューも大詰めです。タイトルは、意味深にも「囚われていない」と題しましたが、何に囚われていないのか、内容をぜひチェック!
経営者という目線だけでなく、建築業界で働きたい、これから目指す方々にも、この話は響くと思います。
業界で躍進を続ける、RIGNA CG LABO。その理由を、ここから発見してみてください!

槙田
槙田
どんどん挑戦を続けられている印象が、今回伊勢田さんのお話から伺えました。今後、建築ビジュアライゼーションの業界に対してこうなっていってほしいなーっていう想いがありましたら、お話いただきたいのですが。
私自身、さまざまな業界にいた経緯があるため、他社が目を向けない業態に対し、スピード感をもってアプローチしていくようにしています。
そのうえで意識しているのは、「もっと他の業界に目を向けていく」ことですかね。建築の技術はかなり活かせると思うんですね。家具に関しても、なんで今まで家具業界の皆さんが、CGをやってこなかったんだろう…というように、ちょっと視点を変えると「あ、これ必要だよね」「こことコラボしたらもっと業界として面白くなるし、さらに認知していただけるよね」。そういう動きが建築の業界は少ないと思います。
伊勢田さん
伊勢田さん
槙田
槙田
なるほど。
私も設計上がりなのでわかります。通常業務に追われていろいろ新しいコンテンツや、新規事業を考えていくのは、なかなか個人レベルだと難しいと思うんです。
ですので、例えば社長など、そこをまとめる立場の方が、他の業界にもアプローチしていかないと、やっぱり尻すぼみになっていってしまうと思うんですよね。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
たしかに、実際に手を動かしてる人間は、いっぱいいっぱいっす。
限られたパイの中で、価格競争になったとき、中堅の会社や、コネクションがない会社はつぶれていってしまう可能性は大いにあります。
クオリティが高い会社が残るのは一つの選択肢だとは思いますが、それではやはり業界が広がらない。やれることは多々あると思うので、建築にこだわらず建築の技術・CGの技術を活かしてさまざまな業態を巻き込んでいくってことが必要かなと思っています。
伊勢田さん
伊勢田さん
槙田
槙田
たしかに。せっかくビジュアライズできる方々なので、そういった面でもビジュアライズしていけたらいいですね。
絶対必要かなと思います。じゃないと全部、海外に食われちゃうと思います。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
業界の習わしや固定概念を取っ払って、この業界だけって考えを捨てればいいんですね!
あと、コラボってすごくいいですよね。自分たちはできないことに強い相手を見つけて巻き込めば、どんどん広がっていきますよね。
そうですね。実際に紙面に載るのは3月末くらいかとは思いますが、ある雑誌社さまの男性雑誌とコラボしまして。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
うへぇー!おもしろそうですね!!
私たちでコーデとCGを提案し、そこから家具の購入ができるといった内容です。それも雑誌社の方から「RIGNAさんのコーディネートとCGの技術を使って、うちとのタイアップをやってみませんか?」と。
全然違う業態のお客さまなので、弊社のプロモーションとしてもおもしろいなと思いました。
企業とのお付き合いはありますが、男性のファッション誌を読む方たちにそこまで訴求はできていません。BtoCですよね。そういったところを広げていくのも業界として盛り上がる一つのきっかけになるのではと思い、積極的にお受けしました。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
さっきのSNSの話じゃないですけど、アプローチする方向がいっぱいあると本当に広がっていくんですね。可能性本当に無限大ですね。
そうですね。《考えるよりもやってみろ》という雰囲気が会社にはあります。100を求めて遅くなるんだったら、70でもいいから走らせよう、と。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
たしかに!
「自分たちがつくったものに社名を載せてください」みたいなことを積極的にアピールしていったりってことも、されているんですか?
自ずから「載せたい」とは言ってないですね。例えば、広告に出たCGに【RIGNA CG LABO】と入ったら、問い合わせが増え、今まで依頼をいただいてたお客様から発注できないという危険性も0ではないと思うので。あくまでも、今は裏方として皆様のデザインを具現化するって立場でやっています。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
なるほど。
とはいえ、おもしろい案件やフックになるような案件は、HPへの掲載や、SNSで拡散しても良いかお伺いするようにはしています。去年ですと日本橋でやっているアートアクアリウムというプロジェクトのCG案件ですね。
伊勢田さん
伊勢田さん
※アートアクアリウム イメージCGパース

※アートアクアリウム イメージCGパース

あいこ
あいこ
クリエイターとしてはこんなかっこいいの自分がつくったんだぜっていうのを知ってもらいたいというか…
うーん、そうですね。制作者のことを考えると、自分の作品が載るのはすごくうれしいですよね。
ただスタンスとしては、特に焦ることなく、地道に自分たちの作業を繰り返しやっていけば、いずれ開かれるんじゃないかなとは思っております。
あとは、ブランド力ですね。クライアントさんのほうから《こことやった》と載せたいブランドになるくらい、私たちが上っていくことがまず必要かなと。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
ブランド力!たしかに!
より人目に付く案件や、ビックプロジェクトや、おもしろいことをどんどん仕掛けていって、「RIGNAとやってるんだったら載せたいよね」というぐらいまで私たちがもっていくことが一番重要だと思います。それまではクリエイターたちに「そこに至るまで頑張っていこう」と話しています。
伊勢田さん
伊勢田さん
あいこ
あいこ
なるほど!なんか、今お話聞いただけでもRIGNAさんが今後どんなことやられていくのかわくわくします。
ありがとうございます。期待に応えられるよう、頑張って仕掛けていきたいとなと思います。
伊勢田さん
伊勢田さん
槙田
槙田
楽しみにしてます。今後の業態もそうなんですが、とどまることがない御社の取り組みを、今後もチェックしていきたいなと思います。

伊勢田さんインタビュー風景

あまり長い時間お話は聞けなかったんですが、今後も伊勢田さんはじめRIGNAのみなさまがどんなことを仕掛けていくのか楽しみでわくわくします~!

伊勢田さんはお話がとても丁寧ですし、勢いのあるお話も聞けるかと思いますので、是非みなさんもクラブハウスでルーム探してみてください!今後の夢に広がる建築ビジュアライゼーション業界に乾杯っ☆

そんな建築ビジュアライゼーション業界を盛り上げるために活動している我らが【Kviz】にも、乾杯乾杯乾杯っ!!!

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