第3話 NEWVIEWってなぁに? -【業界インタビュー Vol.7】Psychic VR Lab

第3話では、サイキックVRラボさんが手掛ける、話題の『NEWVIEW』プロジェクトについて!学生も社会人も夢中になる未来のクリエイター育成活動について、お伺いしました♪

第3話 NEWVIEWってなぁに?

NEWVIEW AWARD 2021

あいこ
あいこ
『NEWVIEW』というプロジェクトは、どういうものですか?
NEWVIEWはファッション、音楽、映像、グラフィックなど、現代のカルチャーを体現する人々が集まり、3次元空間でのクリエイティブ表現と体験のデザインを、開拓・拡張していく、世界同時多発の実験的プロジェクト/コミュニティです。
浅見和彦氏
浅見さん
あいこ
あいこ
あ!なるほど。
NEWVIEWは当社だけでなく、ファッションビルを展開しているパルコさんとクリエイティブカンパニーのロフトワークさんとの3社の共同プロジェクトです。3社ともアーティストやクリエイターと密接に関わりながら事業を展開しているので、アーティストやクリエイターの新しい表現をサポートしたいという気持ちを強く持っています。
なので、『若手アーティストの発掘と育成』というのが、大きなテーマなんですよ。
浅見和彦氏
浅見さん
槙田
槙田
コミュニティをどのように育てるか、という難しさはありますよね?プラットフォームにしてもコミュニティにしてもそこがすごい大変なんだろうなって。
大変です。
浅見和彦氏
浅見さん
槙田
槙田
定着するかどうかも。
今のNEWVIEWには、大きく分けて3つの活動があります。1つは【NEWVIEWスクール】という学校。これは『総合芸術としての体験を学ぶ学校』とうたっていて、xRやUXに対する考え方を主に教えています。もちろん、STYLYやUnity、他3Dツールの使い方もレクチャーします。
浅見和彦氏
浅見さん
あいこ
あいこ
なるほど。
NEWVIEWスクールはスタートして今年で3年経ちます。日本と台湾と、今年からはロンドンでも展開していて、彼らの卒業制作がNEWVIEWの2つ目の活動【NEWVIEWアワード】に関連していきます。これは年に一度世界中から作品を募り、審査員が評価するコンテストです。副賞としてMedia Ambition Tokyoや渋谷PARCOに作品が展示される他、様々なプライズがあります。また、アワード終了後に毎年、1年間のNEWVIEWの活動まとめとして渋谷PARCOで作品展示を伴うイベントを実施しています。ご自身の作品を渋谷PARCOで見ることができるんです。
浅見和彦氏
浅見さん
あいこ
あいこ
友達も含め、一般の方にも幅広く見てもらえるのは刺激になりますね。
3つ目は【NEWVIEW CYPHER】。サイファーというのはヒップホップ好きな方は知ってると思うんですけど、「お前のが一番よかった、やばかった」みたいのを参加者同士で決めるんです。NEWVIEWアワードは審査員がいるので、権威性が担保されますけど、サイファーは逆で、参加者同士で一番よかったよとたたえ合う。仲間作りができる場所と戦わせるような場所の両方を用意しています。
浅見和彦氏
浅見さん
あいこ
あいこ
切磋琢磨して、バックグラウンドを知っていてる人に褒めてもらえるのもまた嬉しいですもんね。
そこである程度「いいね」と評価されると「次、一緒にやりましょうよ」と、仕事に繋がったりするんです。なのでいろいろなところでコミュニケーションがアメーバ状に広がっていくように意識しています。
浅見和彦氏
浅見さん
あいこ
あいこ
学校だけど教えるにとどまらず、モノにしてすぐ飛び出せるような体制なんですね。
NEWVIEWスクールは、誰でも入れるというわけではなくて、定員が決まっています。応募いただいてポートフォリオや意気込みなどを見させていただいて通過すると入れます。みなさん毎年めちゃくちゃ優秀なんですよ。先生が教えるの恐いって言うくらい優秀な方たちなので。過去卒業された方もいろいろなアワードで賞をとっていたりしています。高校生の方もいます。
浅見和彦氏
浅見さん
あいこ
あいこ
そんなに若い方もいらっしゃるんですね!
去年Media Ambition Tokyo Prizeを受賞された方は当時女子高生です。
浅見和彦氏
浅見さん
槙田
槙田
いいですね。表現したいものがゆくゆくは社会を変えていくなにかをつくりだしていくと思うとすごいですよね。
本当楽しみですよね、若い人頑張って(笑)
浅見和彦氏
浅見さん

浅見和彦氏のインタビュー写真①

学生の方から社会人まで、みなさんスキルを付けて、人生のステップアップに活かされてるみたいなので、それって超かっこいいです。そういう場を提供して未来への素敵なサイクルをつくる活動ってすばらしいなぁ✨私も社会に貢献できる人間になれるように頑張ろうと思いました…!

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