Kvizプレゼンツ☆ 建築ビジュアライゼーションに携わるスペシャルな方にお話を聞いてみよう!というコーナー!
私、天野愛子 こと 「あいこ」が、フリーランス1年生としての立場から、いろいろと業界の「わくわく」を伺っていきます!
はじめましての方もこのコーナーを楽しみに読んでいただいている方も、どうもこんにちは。あいこです。
このコーナーでは私自身『学生の時に知ってれば選択肢広がったかもな~』ってことや、今知りたいことをたくさんたくさん聞いていきたいと思います!
そしてなんと!みんな大好き♡お金の話!なんと今回はなかなか聞きづらい『お給料いくらですか?』って話もあけっぴろげに教えてもらえました!うれしー!やっぱり仕事ととなればお金について知りたいですよね!
これから目指す方も、目指している方も、もちろんすでに業界にいる方にも!色々な方のスタートや目指すべき方向などの参考になれば幸いです。
第4回目は、株式会社ブロックパーティー 代表取締役:野口洋平さんと、取締役:山田将太郎さんにお話をお伺いしていきます。
代表取締役 野口洋平氏
取締役 山田将太郎氏
お二人は中学の同級生で、一緒に会社を起こして現在に至るそうです!
一体どんなヒストリーを経て今があるのでしょうか?
そしてパースももちろんかっこいいのですが!オフィスがめちゃおしゃれ~!素敵だー!もー聞きたいこと満載です!では本編スタートです!
第1話 現在と起業までの歩み
仕事内容はインテリアのCG制作なんですけど、どちらかと言えば広告用のCGというよりはインテリアデザイナーさんと組んでのコンペ案件が多いです。
そっかアニメも!WEBサイトにたくさん作品が掲載されていますが、WEBサイト用にサンプルとして制作されたものでしょうか?
いえ、ほとんど実案件ですね。アニメーションも仕事でやったものを組み合わせてます。
ふぇー!基本、実案件は外には出せない事が多いので珍しい!
アトリエ系のお客さんだとご協力していただける方が多いですね。
もちろん許可はちゃんと取って、ダメなものは載せてないですよ。
ほぇー!この業界は実案件をパース制作会社の自社WEBサイトに載せられなくて、WEBサイト用の作品をわざわざつくらなくちゃいけないというのが主流だと思っていたので驚きです!
オープン前だからダメは結構ありますけど、オープンしたらいいよーって言ってもらえる協力的なお客さんが多いです。大手さんは契約があるので難しい場合がほとんどですが。
契約上仕方ないのも理解してますし、お客さんと一緒に生み出したものってこともわかってますが、やっぱり頑張って生んだ子を私が生んだよーって言いたい!
実案件を自分たちが制作したものとしてちゃんと発表できるのいいなぁー!!
WEBサイトの作品集(WEBサイトより一部抜粋)
立ち上げる前は2人とも同じパース制作会社にいて、そこから独立しました。
いえ、中学3年のときに僕が引っ越してきて知り合って…。そこからは全部学校は違うんですけどファッションが好きだったりインテリアが好きだったり、そういう感性の部分とか感覚が合ったというか。
ほぇ~!!いいですね!
もともと学校などでCGの勉強をされていたんですか?
学校では野口は建築、僕はインテリアをやっていて…。最初はデザイナーとしてやっていきたかったんですけど、たまたま前職の会社を見つけて「給料いいじゃんっ!」ってなって。じゃあこっちやろうかなって思って入ったのがきっかけです。
へぇ~。それで同じタイミングで入社されたんですか?
いえ、僕が先に入ってました。野口はインテリア設計の事務所に入ってデザイナーのアシスタントをしてたんですけど…「うちに来たほうが給料いいよ」って(笑)
元々デザインをやりたかったけど、やってみるとなにかのマネしかできなくて、早々に「自分には向いていないかも」ってなっていたのでタイミングよく。2人とも模型製作や作図など手を動かす作業の方が得意だったので、こっちのほうが向いてるのかなって。
なるほど~。それで前職でCGをスタートさせたんですね。
そうです。入ったときはパソコンの電源のつけ方すらわからなかったので、そこで一から教えてもらって2年半くらいですかね。
手描きのパースやりたくて入ったんですけど、実際入ったら「手描き難し~」ってなって(笑)
じゃあ前の会社は手描きのパース部門とCGのパース部門があったんですね。
ちょうど前職の会社もCGをやり始めたばかりのタイミングだったので、みんなで研究しながらやっていましたね。
じゃあ、教えてくれる先駆者みたいな人がいるわけじゃなくて?
できる人はいたんですけど、その人もそこまでまだ技術がなかったので…。結構早めにそこの技術には追いついちゃったので、途中からは結構率先して技術開拓していました。
はぇー!そしたらCG歴は学校卒業後の前職からなんですね。
そうです。元々2人で何かやろう!というのが目標だったので。貢献ができたかは分からないですけど、一から教えてもらった前職に何かしらは恩返しが出来たかなと思えたタイミングで独立しました。
仲良し同級生なお2人☆
独立への思い切りも私からしたら凄いけど、「自分には向いていないかも」ってことに気づいて、そこから大きく舵を切れるのも本当にすごいなー。そこを自分の中で折り合いがうまくつけれなくて、すぐ切り替えれない人も多くいると思うんだけど、お二人の見据えていた夢は『一緒に楽しく』だから、変にしがみ付くことなく切り替えて進めたんだろうな。よいなー